ネコたちの姿を見て。
その時、私は静かに思ったものです。
私はこの子たちにはかなわないなあと。

精神世界に興味をもち、いろいろな本を読んでいた私は、
かじりかけの知識では ありますが、
子供の育ち方や環境と、その結果などが頭にありました。
人は愛情をかけられて育つと知能が高く、

性格も安定し、人を信頼することのできる大人になるそうです。
子供のときにどれだけ大切にされるか、

自分がどれだけ大事にされているかという感じを強く体験することは
その後の人格形成にとても影響が強いのです。
そして、愛された子は、素直でやさしい大人になるそうです。
すべてがすべて、というわけではなく、反面教師という言葉もありますが、
しかし、体験していないことはわからないものです。
やさしい態度にも深さというものがあります。
身に付いたものと、上辺だけということもあります。
私はけして愛されずに育ったわけではないけれど、
そのように感じてしまう、心の闇を持っています。

そのせいでしょうか、私は母猫と、おばさん猫の愛情に包まれて育つ
子猫たちに、コンプレックスと嫉妬を感じました。

それくらい、濃密な愛情イッパイの猫たちの姿でした。
(つづく)


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